4-3-6-2.トップの守備は振り子の動き

相手のトップにボールを入れないのがトップの選手の守備での役割なのだが、どうすれば良いか?

簡単に言えばボールと相手トップの選手を結ぶ線上に常にいれば良いのだ。ボールが右に動けばそれに合わせて右へ、左に動けば左へ、相手トップにボールが入らないように体でコースを切る。横パスはいくらださせても良い。右へ左へ振り子のように動く。この動きによってサイドの選手がボールを奪うチャンスを作るのだ。トップの選手は自分がボールを奪う必要はない。他の3人にボールを奪うチャンスを作ることが重要。

献身的な意識が必要なのだが、日本のトップが素晴らしいのはこの部分。最短距離を無駄なく動いて、サイドの選手がボールを奪ったら前方には大きなスペースが空いているはず。迷わず相手ゴールに向かって飛び出そう。