新ルールがもたらした日本サッカーの進歩

10年目のJリーグ、今期の大きな変革は引き分けの導入だっただろう。結果はこれ以上ない大成功を収めた。

なにが成功だったか、小さな積み重ねが最後に大きな結果を残すということを3分間のドラマというかたちで示してくれた。

岡田監督が繰り返した小さなことの積み重ね、あそこで勝っておけば・・・、あの1点がなければ・・・あそこで同点に追いついたから・・・、負けゲームでも諦めず1点取ったから・・・等々、選手、サポーターとも思い出せばいろんなことがあるだろう。

その積み重ねが結果になった。引き分けが導入されその小さな積み重ねの大きさを今年のJリーグでは感じた。これで1シーズン制、そして18チームのリーグ戦に移行できればもっともっと世界が熱狂するサッカーの素晴らしさを感じることができるのかもしれない。

引き分けの導入で、私の中には思い描いていた以上に大きなサッカー観が生まれた。リーグ戦の効果を改めて感じた。

今日、スペインで日本のS級ライセンスにあたるライセンスを取得した友人が帰国したというので1時間くらいだったが話をした。私はリーグは20チームくらいが妥当ではないかと感じたのだが、彼は18チームだと断言する。それはスペインで20チームのリーグ戦を何年も経験したからでた言葉だ。私にはその意味がまだ理解できない。世界との差はまだまだ大きいのかもしれない・・・