指導者になるには・・・

昨日の続きです。
Jの選手は引退後指導者の道を求めますが、その現状は非常に厳しい。foot001さんが貴重なご意見を書いてくれているが、普通のクラブ運営では指導者に謝礼を払うことはかなり難しい。

私は埼玉県の某高校で4年間指導してきた。通常は夕方4時から8時から9時まで、日曜日や長期休暇は8時から5時まで、土曜日やテスト期間、学校行事で半日の時は1時から6時まで、休みは月曜日。150人の部員がいて時間を分けて練習をしていたし、個人練習にも当然付き合う。
これでサッカー部からもらっていたのは月額5万円。2年目からは少し増やしてもらったが、鳥取のワールドウィングに通うのも実費、講習会に参加するのも実費、さらにスペイン遠征を行った際もその費用も負担していた。

150人の部員がいて活動費を集めていてもこの状態なのだ。とても元Jリーガーだからといって生活できるだけのレベルの金額を得ることはできない。やはり教員になる方法が一番の近道なのだ。もちろんJのクラブで面倒を見てもらえればこんなことはないのだが・・・。

現実とのギャップはかなり大きい。