発電付ごみ焼却炉について


先日焼却炉メーカーの社長さんが見えられた。
そこで興味深い話を聞いたので紹介する。

風力発電等、発電施設を造る際の採算ラインは、1000kw=1億円といわれているらしい。
つまり、1億円かけた施設で1000kwの発電ができれば十分採算がとれるという。最近では風力発電が1000kw=1億4千万円位で建設できるらしい。このレベルなら国の方の補助金をもらえれば十分稼動させることができる。

ではごみ発電付焼却炉はどうだろう。東京都北区の発電付焼却炉の発電量は10000kw。この発電部分の建設コストは10000kw=10億円ではなく140億円だそうだ。総工費340億円の施設の40%がこの発電施設分だという計算になる。

サーマルリサイクルということでこのごみ発電付焼却炉は最近の流行になっている。しかしこのような話を聞くと、発電付のメリットはその場所に焼却炉が建設できたことしかないということになる。つまりこの発電付にすることで住民の反対感情を抑えることができたということになる。

ここまでいうと言い過ぎかもしれないがもっとごみ問題についてきちんと理解しないととんでもないことが行われていても気が付かないということになりかねない。


You may also like...

2 Responses

  1. 二枚目半 より:

    SECRET: 0
    PASS:
     ゴミ処理の一番低コストは不法投棄、まじめにきちんとやるほど金がかかる。 高温で燃焼させれば無害に近付き量(かさ)も減る。 800度未満だとダイオキシンの発生、有害焼却灰の処理など問題が多いがコストは安い。法律で800度以上になったが、これまでに場当たり的に改変があり、民間業者には虐めにも似た負担を強いられてきた、改良、再建設、そして価格低下・・また許可業者には指導が厳しいが、無許可業者にはほとんど指導がない。取り締まりなんて滅多にない。不法は行政が起こさせた?

  2. ipizumi より:

    SECRET: 0
    PASS:
    二枚目半さん
    現状だとリスクは大きくても不法投棄、不法処理が一番安い処理方法になってます。私はプラスチックのリサイクルをやってますが、バージン製品に近づけようと思うと本当に手間がかかります。処理だけのことを考えると燃やすのが一番簡単なのですが・・・。これには許可が下りません。
    リサイクルは大型施設にしてしまうと再生品の出口がすぐに行き詰まってしまうし、不法投棄、不法処理をせざるを得ない状況になってしまっています。

    大きな発想の転換が必要だと思います。

コメントを残す