チェ爆発のジェフ市原

 ジェフの監督は90年ワールドカップのユーゴスラビア代表の監督だそうだ。

 90年ワールドカップのユーゴ代表、高校生だった私には全く新しいサッカーのように思えた。ヨーロッパのブラジルと呼ばれ欧州の組織力と南米の個人技を併せ持つチームとNHKの解説者は言っていた。

 特に予選リーグだか1回戦のスペイン戦はその素晴らしいサッカーを思う存分楽しむことができた。フランスとは違うトリコロール軍団に私は虜になってしまった。結局マラドーナ率いるアルゼンチンにPK戦の末敗れたのだが今でも最高のチームの一つと記憶している。

 そのチームを率いたのはピクシーストイコビッチ。ストイコビッチの印象の裏に隠れて気にしていなかったがその時の監督が今のジェフの監督。

 そしてチェ・ヨンスの2試合連続ハットトリック。チェ選手の実力は認めるがそれを引き出しているのがこのオシム監督なのだろう。迷いのないサッカー、これこそが勝利への最短距離。それが実践されているのが今のジェフだろう。

愛媛FCはまたも引き分け。残念・・・