愛媛FC関東初戦敗退

 駒沢競技場には試合10分前に到着。私用で遅くなってしまった。
 まず最初に驚いたのは駒沢の芝。綺麗な緑色の洋芝が敷き詰められていた。駒沢といえばひどい芝だという頭があったのでびっくりした。

 スタジアムには関東南高同窓会のフラッグが・・・。会長さんをはじめ数人の方が応援に来てくれていた。
 しかし、それよりもスタンドの愛媛FC側に陣取る人の多さ。国士舘側の学生を除けば圧倒的に多かったのでは・・・。

 有料入場者数は約400人。半分は愛媛FCを見に来ていたのではないだろうか?嬉しいことである。

 試合は、残念ながら0-1で敗戦。私が応援したチームが勝てない伝説はこれで3年目。ちょっと気が重くなる。

 試合の感想はチームが若いということ。劣勢になったとき盛り返す力がない。選手個々の力は感じるのだが試合の流れの中で活かしきれていない。やはり大西選手兼監督の不在の大きさを感じた。

 去年と大幅にメンバーが変わったのかと思うほどの変貌にチーム作りの難しさを感じた。

 ハーフタイム、スタンドで観戦していたエース友近選手と話をした。2試合前の退場で今日の試合までは出場停止。今年は調子はいいんですけど・・・。今のチームの悩みはやはり仕事との両立。仕事が忙しいためなかなかグラウンドに立てない選手も多いという。
その中での連戦。資金不足の問題も痛烈に感じた。

 試合後は石橋監督と話をしたのだがやはり頭を悩ませていた。5月末の時点で5位くらいにいないとJ2加盟の申請ができないとのこと。また明日は南宇和での南レク杯(高校サッカーフェスティバル、東福岡・大分・愛媛FC・南宇和他が参加)のテレビ解説があるそうだ。愛媛のサッカーを一手に引き受けている石橋監督。大きな期待とプレッシャーの中でこれからどうなっていくのか。選手・スタッフにもっともっと頑張ってもらいたい。なんだかんだいっても石橋監督より愛媛のサッカーを考えている人はいない。周りがもっともっと力になって欲しい。私自身も力にならなければならないのだが・・・。

話は戻って今日の試合は勝てる試合だったのだが疲れからか精彩がなかった。いろいろな周りでは分からない問題を抱えているのだろう。ちょっと問題の根が深いかなと感じたが、勢いにさえ乗れればとんでもない力を発揮するのも若いチームの特徴。

 小学校からの後輩、決定的チャンスを何度も外した清水選手とも試合後少し言葉を交わした。昨年の天皇杯のときとは180度違う印象。ネガティブモードに入っているらしい。悩んだって結果はでない。訳の分からない自信があれば結果はついてくるはず。

 関東南高同窓会の同窓会が6月15日に行われる。その時にクラブ会員の募集も同時にしてくれるそうだ。

 試合には負けたが関東にも愛媛FCを思ってくれてる人がたくさんいる。このことを確認できただけでもよかった。