4-3-7-6-2.続き

ちょっと説明が足りなかったようなので補足します。

前回のサンドイッチディフェンスは相手ボールを全員で追い込んだ末に可能になります。やみくもにボールを取りにいっても相手の技量が低い場合は取れますがそこそこだと逆に大ピンチを招いてしまいます。

4人全員が息を合わせてタイミングを計って行うことが大事です。

それからトップの選手はボールを回している相手選手との距離が近いと運動量が必要になりますが、3人との中間ポジションを取れれば3歩位の移動距離で縦パスをきることができます。週間少年マガジン「はじめの一歩」の幕の内一歩君が前回の防衛線で相手を追い込んだようなステップが効果的かと思います。

サイドの選手は基本に忠実に細かくポジショニングすること。
 1.相手とゴールを結んだ線上付近
 2.ボールと相手を同一視野で見る
 3.裏を取られないでなおかつインターセプトが狙える距離
この3点を常に意識することがいいディフェンスをするために必要だと思います。裏技はないと思ったほうがいいと思います。基本に忠実なこと、当たり前のことを当たり前にこなせることがいい選手の条件の一つだと思います。

さらにトップの選手の大事な仕事はゴールを奪うこと。この守備での縦パスのコースを消してあげることが主な仕事で基本は味方がボールを奪った瞬間に狙えるスペースを意識しておくこと。さらに読みがあたったり、サイドの選手がうまく時間を作ってくれたときなどボールを奪うチャンスがあったときは迷わず背後からバックパスのコースを切りながらボールにアタックする。ボールを戻されてしまっては何の意味もないので挟み込むときに走るコースが大切になる。