選手は誰のもの?ベッカム移籍騒動

世界一の右アウトサイドイングランド主将のデビット・ベッカム選手の移籍騒動が話題になっている。

マンチェスターユナイテッドのファーガソン監督との確執が発端で、スペインの2大クラブ、バルセロナとレアルマドリードがその候補に上がっているらしい。

バルセロナは会長選挙の材料に使われ、レアルとの移籍の場合、フィーゴと交換になるらしい。

まずマンチェスターユナイテッドの問題。これはファーガソンを取るかベッカムを取るかということだ。チームの最高責任者のファーガソンがベッカムを構想外にしている以上無給であろうと長年いたクラブであろうとベンチにいるスーパースターを見るのはもったいない。試合に出て輝いてこそ選手なのだから・・・。

もしバルセロナに移籍した場合、以前フィーゴというスーパーアウトサイドを育てたチームで、戦術的に右アウトサイドにベッカムが入ってもすんなり行くのだろう。ただ個人的にはベッカムにバルサのユニホームはどうかと思う。しかも会長の選挙に使われた感があるので余計気に入らない。

さて一番現実的な話のようなレアルへの移籍だが、やはりフィーゴとの交換になるのだろう。同じポジションに2人スーパースターはいらないというのもまた事実だろう。さらに背番号の問題がある。ジダンが5番をつけたようにラウルが7番を背負っているのでベッカムは何番をつけることになるのだろう?フィーゴの移籍で10ラウル、7ベッカムとなるのだろうか?

それにしてもベッカムとフィーゴ、超スーパースターがチームを移ることになるかもしれない。選手としては今のチームがやはり居心地のいいチームなのではないだろうか。それが諸事情で移籍という選択肢を選ばなくてはならない。

当たり前のこととはいえ、何かすっきりしないものがある。