監督業って・・・

母校、南宇和高校の鹿島監督がくも膜下出血で倒れたそうだ。命には別状はないそうだが、全国大会出場を決めてホッとしたのだろう。監督業の大変さが伝わってくる。
今年は、ここまで地区予選で敗れ県大会にも出場できなかった。最後の選手権で見事優勝を果たしたのだが、その心労は想像を絶する。
高校サッカーの指導者は、夜な夜なマイクロバスを移動して全国行脚しても興奮して夜寝られないという。だから酒を飲んでしまう。
私も埼玉から大阪までマイクロバスを運転して遠征したが、全く眠くならない。それが1年中、オフもなく毎日続くのだからそれは病気になってもおかしくない。そのような現状でありながらほぼボランティア。勝ってしまうと周りからのプレッシャーはどんどんきつくなる。監督を慕ってくる選手もいるから簡単にやめることもできない。
社会的な認知度は低いが、こんな過酷な職業はない。
Jでも監督も同様、ただオフがあるのが救いか・・・。今年の選手権、影の主役、監督にも注目しては・・・