日本-セルビア・モンテネグロ

ユーゴスラビアのサッカーは健在だった。
技術、戦術、強さを兼ね備えたチームは見ていて楽しい。ある意味日本と同タイプのチームだからいい試合になる。
日本も流動性が出てきた。後ろから飛び出す選手がこれだけ多いと相手はやりづらいはずだ。コンディションも上がっているようで、日本本来の速さがでてきた。

課題は守備、セルビア・モンテネグロのシュートタイミングが遅かったので事なきをえたような気がしている。中東の予想できないタイミングからのシュートに対応できるかが少し心配ではある。

セルビア・モンテネグロは敗れはしたが、ボールの受け方(オフザボールの動き)、ダイヤゴナルラン(スペースメイキング)、タイミング、後方サポートの質の高さは世界一なのではないだろうか。ある意味技術に溺れてシュートを打たない悪い癖が敗戦につながったが攻撃の質の高さはぜひ勉強したい。

平日の夜、滅多に見れない素晴らしいゲームを見ることができた。横浜に駆けつけた方も堪能できたことだろう。