19日付の愛媛新聞記事

友人から指摘を受けましたが、私のコメントが19日付の愛媛新聞に出ていたそうです。

「愛媛FCは県民が立ち上げ、つくっていく、ストーリーとして面白い要素をたくさん持っている。だから愛媛で成功しなければ、どこでやってもダメだと思う。成長していくには、クラブ側が何をするかではなく、民間がクラブに何をできるかが問題だ」だそうです。

かなり話が凝縮されていて伝わりそうにない表現なので補足しておきます。

○愛媛で成功しなければ、どこでやってもダメだと思う。の部分
 松山市の人口が約60万人、県全体で150万人。まずこの人口規模。甲府や鳥栖、水戸と比べても恵まれていると思われます。
 テレビ局がNHKを入れて5局(NHK、南海放送、テレビ愛媛、あいテレビ、愛媛朝日放送)、FM局、AM局、CATV、新聞社とマスコミは全て揃っていて取り上げてくれています。在京クラブよりもむしろ扱いは上だと思います。
 松山をはじめ、県全体から全国をはじめ全世界に出身者が多くいるということも全国各地で試合を行うJリーグでは優位であると思います。
 他の部分もありますが、これらが愛媛でダメなら他でもダメという大きな理由です。

○成長していくには云々の部分
 最終的な決断はもちろんクラブが行うのですが、例えばスタジアムの非日常的な部分を演出してくれているのは90分間休みなく声を出し続けてくださるサポーターの皆さんですし、安全にスムーズに運営が行えるのはボランティアスタッフがあってこそです。太陽石油さんから始まったマッチスポンサーもそうですし、今年の愛媛の最高の試み「マッチシティ・マッチタウン」はその最たるものだと思います。ただこれはスタジアム内のことでありこの部分は恐ろしいくらいのスピードで進化し続けています。(進化ということでは草津のサポーターの変化には目を見張るものがあります。)

これからは非日常のスタジアムと日常の中間をもっともっと埋めていかなければならないと思います。観客動員だったり、町をオレンジにしたり、愛媛FCの露出を増やしたり、チームだけが頑張っても効果は半分です。それを発展させるお手伝いが必要だという意味でお答えしました。

まだ言葉が足らないような気がしますが、また整理できたら書いてみたいと思います。

愛媛FC

Posted by IZUMIIPPEI