アウェイ観戦おすすめ情報特別編 ~ 「試される大地・北海道」編


普段、関東で行われる愛媛FCのトップチームやレディースチームの試合について、「観戦案内」と称してスタジアム周辺のスポットやお店の記事を書かせていただいています。今回はその特別編。7月26日のコンサドーレ札幌対愛媛FCの試合に向けて、北海道のお話を愛媛視点で記してみたいと思います。

愛媛FC出身のコンサドーレ札幌の選手・スタッフ

コンサドーレ札幌には、愛媛FC出身者が3人います。まずは監督のイヴィッツァ・バルバリッチ氏。

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愛媛では、2009年9月から監督を務め、2012年のシーズン終了まで指揮を取りました。愛媛FCは資金的に厳しく、他クラブからのレンタル移籍選手を中心とした編成のため、毎年選手が大幅に入れ替わり、チーム作りを毎年やり直す苦しいチーム事情の中、監督就任2年目の2010年には12勝12敗12分けの勝率5割を達成しました(愛媛史上最高勝率です)。2012年のシーズン終盤、ご子息の病気を理由に帰国されてそのまま退任となったバルバリッチ監督が2014年8月に札幌の監督に就任された時にはすごくびっくりしました。愛媛時代、この監督にしっかりした資金と選手層があれば…、と思うことはありましたが、札幌では今年、前半戦を6位で終えしっかりと結果を残しています。

次に、内村圭宏選手。
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(出典:愛媛FC公式 第36節東京V戦 http://www.ehimefc.com/efc/siai_jyouhou.php?s|ymdhms=2009-08-30&s|team=t)
大分トリニータからやってきて愛媛FCに在籍していたのが2007年から2009年の3年間。2009年は愛媛FCの総ゴール数54(51試合)中18ゴールを挙げ、FWとして才能が開花。2010年にコンサドーレ札幌へ移籍後から30歳となった今でもずっと一線で活躍していますが、その礎となったのは愛媛時代なのは間違いないと思います。

そして、石井謙伍選手。
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(出典:OrengeLife Vol.7 http://www.ehimefc.com/special/orangelife07.html

石狩市出身のコンサドーレ札幌ユースの星が内村選手と入れ替わるようにして愛媛FCにいたのは2010年から2013年の4年間。2010年から2012年まではバルバリッチ監督の元、プレーしていました。2012年の夏場、愛媛FCが12試合、3か月の間勝利から見放されたことがありました。それを打ち破った9月23日のファジアーノ岡山戦でゴールを挙げたのが石井選手でした。ヒーローインタビューの際、泪を流し声を詰まらせた彼の姿は愛媛サポーターの胸を打ったのでした(その試合のスコアシートはコチラ)。今年は第2節のV・ファーレン長崎戦で右頬骨を骨折。公式戦復帰はまだですが、早い復帰を願っています!

ちなみに、愛媛FCではGKの曳地選手がコンサドーレ札幌出身です。正GKの児玉選手が高い壁になっていて出場機会はまだ得られていませんが常にベンチ入りしています。

今シーズンは、5/6に愛媛のホーム・ニンジニアスタジアムにて対戦。0-0の引き分けでした。
その試合のスコアシート
ハイライト映像
今回はどのような結果が待っているでしょうか…。

北海道と愛媛県人の関わり

ここからは愛媛県人と北海道ということで3つ紹介します。

五稜郭

戊辰戦争の最後の舞台となった函館の五稜郭。これを設計したのは、武田斐三郎という伊予(愛媛)は大洲出身の人でした。オランダの築城書を勉強し、沿岸警備の研究をしてた斐三郎は、その才能を買われ箱館の五稜郭の設計を任されたのでした。斐三郎は五稜郭を西洋の城塞を元に星形に設計しました。星の先端に大砲を備えておくことで、敵がどの方向からきても、大砲で十字砲火が行える形になっています。

屯田兵

北海道の警備と開拓のために全国の士族が屯田兵として北海道に入植しました。愛媛からも300戸・1,500人の人たちが屯田兵とその家族として北海道に渡りました。特に1892年に松山藩の家老や上級武士を含む107人の人たちが移住しましたが、その中の一人だった津田泰政は、のちに東旭川村長・富良野町長を務めました。愛媛県の屯田兵は宇摩郡(四国中央市および新居浜市の一部)からの移住者が最も多く、移住した人たちの多くは旭川・上川地方の兵村に入植しました。

大泉洋

北海道のローカルタレントの星から、今やすっかり全国区になった大泉洋さんのお母様は八幡浜出身です。また、大泉さんがスターダムになった番組「水曜どうでしょう」では、ことあるごとに愛媛に来ています。最初の企画「サイコロ1」では、最初に振ったサイコロで深夜バスに乗って松山に行った後、八幡浜から宇和島運輸フェリーに乗っています。またサイコロ6では、尾道からしまなみ海道を通り、途中大三島の多々良温泉に寄ったりしてます。あと、絵ハガキの旅では内子の街並みを訪れ、四国八十八か所を3周(逆打ちで1周)しており、久万高原町の岩屋寺では必ずパン騒動が起きています。

このような経緯を調べるにつけ、北海道には愛媛にゆかりのある方は結構いらっしゃるのではないか、と思っているのです。そのような方には7月26日の試合にぜひ、オレンジを身につけて愛媛側にいらしていただけたら、と思っています。

実は筆者は2009年に札幌ドームで行われた札幌対愛媛戦に行っているのですが、ゴールデンウィークの4月29日の開催で11,242人の観客数にも関わらず愛媛サポーターは15人くらいでした…。
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7月26日の試合では、愛媛グッズ販売も行います。(そのボランティアも募集中です 2015.7.26 コンサドーレ札幌戦 愛媛グッズ販売ボランティア募集!) もし身に付けるオレンジをお持ちでない方は、そちらで愛媛グッズをお買い求めください。そして、愛媛側の席のみんなで「愛媛!」と声を合わせてみてください。このことで身分立場関係ない「愛媛の人の輪」を作ることのできる空間ができます。愛媛FCが試合を行うスタジアムにできるこの空間こそが、愛媛FCの存在の意義だと思います。ぜひそのような場所に多くの人に参加いただけると嬉しいです。
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ぜひ多くの方の札幌ドームへの来場、そして愛媛側への来場をお待ちしています!


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