高校サッカー不祥事

 先日の新聞に東福岡の志波監督と前橋育英の山田監督の記事があったのだがこの問題に手がまわらなかった。高校サッカーオタクとしてはこの記事に触れないわけにはいかない。

 まず東福岡の件だが、これは高校サッカーの強化費がかかりすぎているという実態がある。私が高校時代、我校の年間活動費は公立にもかかわらず1000万円かかっていたそうだ。
 やはり移動、宿泊、日々のグラウンド代と特に、移動宿泊費は莫大な額になってしまう。いい選手をとるためのスカウティング費用、携帯電話代もばかにならない。
 この費用を抑えながらどう強化するか、実際には選手はロードにでて経験を積むことで強くなる。海外での経験も積ませたい。この不景気、親への負担にばかり頼っていられない。強化と費用きってもきれない問題である。

 前橋育英の問題は、協会主導のリーグ戦が始まれば解決される。ちょっと早く抜け道を使って、クラブを作ったことで問題になってしまった。

 どちらもチーム強化の一環から行き過ぎた行為となってしまった。良いとはもちろんいえない。でも悪いともいいがたい。難しい問題だ。