発電付ごみ焼却炉について

先日焼却炉メーカーの社長さんが見えられた。
そこで興味深い話を聞いたので紹介する。

風力発電等、発電施設を造る際の採算ラインは、1000kw=1億円といわれているらしい。
つまり、1億円かけた施設で1000kwの発電ができれば十分採算がとれるという。最近では風力発電が1000kw=1億4千万円位で建設できるらしい。このレベルなら国の方の補助金をもらえれば十分稼動させることができる。

ではごみ発電付焼却炉はどうだろう。東京都北区の発電付焼却炉の発電量は10000kw。この発電部分の建設コストは10000kw=10億円ではなく140億円だそうだ。総工費340億円の施設の40%がこの発電施設分だという計算になる。

サーマルリサイクルということでこのごみ発電付焼却炉は最近の流行になっている。しかしこのような話を聞くと、発電付のメリットはその場所に焼却炉が建設できたことしかないということになる。つまりこの発電付にすることで住民の反対感情を抑えることができたということになる。

ここまでいうと言い過ぎかもしれないがもっとごみ問題についてきちんと理解しないととんでもないことが行われていても気が付かないということになりかねない。