日本代表 ルーマニア戦

久々に中田英が光ってました。柳沢の2試合連続ゴール。私が選ぶチュニジア戦のMVP中澤選手も今日もよかった。特にクロスに対するポジショニングは今日も抜群でした。でもでもジーコは黙ったまま。しゃべったのはハンドに対するアピールだけ。やはり試合中は選手に考えろということか。試合中は中田英が身振り手振りで指示をだしているが、伝わっているのかいないのか・・・。

ただ前半と後半で問題点が修正された点を見るといろんな面でいいコミュニケーションができているのかもしれない。

今日私が気になったのは、中田英と小野の温度差。イタリアサッカーとオランダサッカーの違いなのだろうか?2人のサッカーにはかなりのギャップがあるように感じた。しかもいまいちコミュニケーションを交わしているような感じがしない。
今日の試合で小野のプレスの甘さは日本のネックになった。ルーマニアにショートパスをつなぐ余裕を与えていた。ああなってしまうとプレスを中田英や中村俊輔がプレスをかけることが無意味になりただ単に体力を消耗するだけになってしまう。サイドバックにつまらないファールを繰り返すサントスを使うのなら小野のポジションには遠藤のほうがしっくりいくのかもしれない。

さて今日の試合のMVPはプレーヤーではないのだが解説の清水前仙台監督だ。要所要所を抑えた本当に分かりやすい解説だった。チームとしての問題点をしっかり掴んでおり、前向きな聞いてて安心できる解説だった。心の中では藤田出せと思っていたけど清水氏の解説を聞いているとなんか落ち着いてしまった。
もう一度Jで監督をしてもらいたいと改めて思った。

話はそれてしまったが、アウェイで1勝1分け、これでこれまでとは違いマスコミはかなり好意的にジーコ監督を扱ってくれるだろう。余計なプレッシャーがかからなくなるはずから次はもっともっと新しい選手を試して欲しい。