男子五輪は1勝2敗で終了

 オリンピック男子サッカーの最終戦はガーナに1-0の勝利。結果だけしか見ていないので何ともいえないが、2点許してから1点差に迫ったり、2敗しての1勝と何とも後味の悪い経験となった。
 今回のオリンピックでは自力の差というものを痛感した。例えばヨーロッパで当たり前になっている心拍数160を超えるトレーニングも日本の選手ではできない。どんなに追い込んでも140が限界なのだ。私は指導しているときにこの差を埋めるため試行錯誤した。しかし到達したのは150が限界だった。海外のトレーニングデータが示す値には到底到達出来なかった。その原因こそ走り方・蹴り方にあるのではないかとの結論に至っている。
個人種目で金メダル獲得が報じられるたびに団体スポーツの世界との差を痛感せざるを得ない。柔道、水泳のすばらしい部分をサッカーに取り入れなくてはならないようだ。