4-3-3-5-3.クロスへの合わせ方

サイドアタッカーがクロスを狙ったとき、ボールを合わせる選手はどうすれば良いか。

ゴール前で合わせる選手は3人。一人はニアサイド、もう一人はファーサイド、最後の一人はペナルティスポット辺りで合わせることを考えておけば良いだろう。

大事なことは立ち止まらないこと。一瞬の動きで相手のマークを外さなければならないので、練習のように突っ立てては得点を奪うことは難しい。

4対4で考えると左サイドアタッカーがクロスを上げる場合、トップがニアサイド、右サイドアタッカーがファーサイド、底がペナルティスポットに入る。

ここで左サイドアタッカーがクロスを上げられないで切り替えした場合、ここで3人のうちのトップの選手はキックモーションに合わせてトップスピードで飛び込んでいるはずであるから、ここでポジションチェンジが必要になる。今度はファーサイドの右サイドアタッカーがニア、底がファーサイド、トップがペナルティスポットとなる。

ニアに走りこむタイミングはクロスを上げる選手とのアイコンタクトで行う。サイドの選手がドリブルでボールを押し出した次の瞬間、中の状況を確認するはずだ。この瞬間に走り出す。この前のボールを押し出す時にフェイントを入れておけば尚効果的だ。

このタイミングは練習あるのみ。これこそ毎日の練習で積み上げるべきコンビプレー。