ヨハン・クライフ
サッカーの革命児、現在主流のプレッシングサッカーの原点を作ったサッカー界のカリスマだ。選手としてだけでなく監督としてもアヤックス、バルセロナで結果を残している。
ヨハン・クライフが伝説になったのは74年ワールドカップ。準決勝ブラジル戦、リベリーノ率いるブラジルを前線からの信じられないようなプレスで2-0で破った。この試合でクライフが挙げた得点は「フライングダッチマン」と言われるきっかけとなったスーパージャンピングボレーシュート(キャプテン翼みたい)だった。
そしてベッケンバウアー率いる西ドイツとの決勝戦では試合開始から相手にボールを触らせること無くパスをまわし、クライフのドリブル突破によりPKを得て先制した。
またアルファベット順で背番号を付けていたオランダ代表にあって(キーパーは8番をつけていた)唯一不動の14番。オランダで14番をつけるということは大変名誉なことなのだ。小野がフェイエノールト(クライフが現役を引退したチーム)で14番をもらったときは正直信じられなかった。
またユニホームもパーソナルスポンサーとしてプーマと契約していたためアディダスのスリーラインが2本になっていたし、まさにサッカー界の伝説的選手なのだ。
指導者としてもファンバステンをはじめスーパープレーヤーを輩出している。現代サッカーを築いたのはクライフだといっても過言ではないと私は思っている。
74年ワールドカップ準決勝、オランダ-ブラジル、ビデオも出ているので是非見て欲しい。特に中学生、高校生にはサッカーの原点として価値ある試合だと思います。
クライフなんて呼び捨てで書いてしまって本当に申し訳ありませんでした。