5-3-3.3-4-3のポジション別役割ウイング編

コントロールミッドフィルダーに続き今日はウイング(7番、11番)について考える。

7番、11番 ウイング(フィニディ・ジョージ、オフェルマルス)

ウイングはチーム一の俊足プレーヤーが務める。確実に相手のサイドを切り崩す動きが求められる。特に9番のポストプレーから6番、8番がボールを受けたときに迷うことなく裏を取るプレーで相手の背後をつく。ドリブルでの突破、クロスの精度が要求される。
このポジションでのベストプレーヤーはやはりフィーゴだろう。バルセロナ時代の彼のプレーには本当に目を見張るものがあった。

守備に気を裂くことをできるだけ少なくすることで攻撃のことだけを考えている。そのためにウィングというポジションを与えられている。圧倒的なスピードと攻撃力で相手を窮地に追い込む、それがウィングプレーヤーだ。

さらに右サイドがサイドを突破しているとき、逆サイドのウィングは逆サイドのペナルティエリアの角付近でゴール前を抜けてきたボールを待つ。得点源としての役割ももちろんになう。