U-23日本-バーレーン
UAEラウンドを首位で戻ってきた日本だったがこの敗戦でアドバンテージはなくなった。
今日のU23には戦う気持ちが少し足りなかった。やはり追うものは強い、そして攻められても第1戦を無失点で乗り切ったバーレーンは守備に自信を持っていたのだろう。
この試合の気になる場面を一つ。失点シーンヘディングに競り負けた根本は次のシュートに対し、ボールから目を離し背中を向けた。
私はここ数年の日本代表の成長はこのような場面がなくなってきたことだと以前にも書いた。確かジーコが監督になってすぐだったと思うが・・・。
近年のレベルアップのベースはこのシュートを打たれる場面で顔を背けず足をしっかり出せる選手がDFに増えたこと、特に海外のチームとの一番の差をこの辺に感じていただけにこういう失点シーンをみてしまうとがっかりしてしまう。
確かにボールにあたると痛いし・・・なんて言っている場合ではない。今回はそれが大きな大きな1点の重みとしてのしかかってきた。
しかし、まだ2戦残っている。このチームはどうも追い込まれないと力を発揮できないようだ。もう一度気を引き締めて次の試合に臨んで欲しい。