2004年はギリシャが優勝

正直いって信じられません。決勝ではポルトガルが優勝して物語のフィナーレを飾るにふさわしい舞台。ホーム、ワールドユース組の最後の挑戦、グループリーグで一度負けている相手、これでポルトガルが優勝すれば後々にも残る話題になったはずだ。

しかし、結果は2回目のオリンピックを開催するギリシャの初優勝だった。

この結果は決してフロックではない。堅い守備とボールを的確に前に進める戦術眼、そしてそれを支える運動量。これは出場チーム中1番だったのではないだろうか。

世界のレベル差がまた縮まったことが証明された。日本もこのような結果を出せるときがきっとくるだろう。しかしながら日本のサッカーは世界の主流とはちょっと違う。あんなバックパスだらけのチームはヨーロッパ選手権にはなかった。日本サッカー協会はどのようなレポートを出してくるのだろうか?楽しみにしたい。