一夜明けて昨日の試合を振り返る

特急電車に乗り遅れてしまいました。ので今日は準急電車で足利に向かってます。スポーツ新聞も読み終え、まだ時間がるので昨日の試合を振り返ることにします。

試合開始の際は頼まれていたグッズを手渡すためにメインスタンドとバックスタンドを右往左往、間に合いませんでした。前半、完全にHONDAペース、しかしこの展開なら失点さえしなければ風も強いし後半勝負になるなと思っていたところ、お約束どおりロスタイムに失点、またもいつもの展開を思い起こさせる。

後半流れは変わらず、イライラが募る。良い動きをしていた友近選手も田中選手と交替、一層不安になる。さらに赤井選手を投入、チームの状態が良かった時、右サイドは彼が支えていた。スピードもあり、サイドアタッカーとしての彼の力は大きい。しかし流れは変わらない。ピッチ中央、ゴールから35m位の位置でFKを獲得、ここで10番金子選手が入ってきた。そしてこのFK、ボールに左足を叩きつける。うなりを上げてゴールを襲った弾丸シュートはキーパーのパンチングによってCKに逃れられるが、この一振りで試合の流れは一気に愛媛FCのものになった。そして一気に逆転。後半ロスタイムゴール前の相手FKもGK羽田選手がスーパーセーブ、直後のCKからカウンターで駄目押しの追加点。試合終了と同時に愛媛FCベンチから猛然とバックスタンドのサポーターの元に走ってくる選手が一人、友近選手だ。サポーターにもみくちゃにされ胴上げをされ、全員と「Jリーグ」の雄叫びを上げる。他の選手も、フロントもバックスタンドに集まり歓喜の輪が広がって行く。

選手やチームだけでなく県民みんなでつかんだ勝利、初めて会う人にもおめでとうと握手をしてまわった。みんなが勝者であり本当に一つになった瞬間だった。次節、今度は優勝を決めてホームで同じ一体感を味わいたい。

追記
 東京発のバスツアーに参加された方が一言。サポーターもチーム以上に大変な思いをしてサポートしているんですね。これまでチームの運営に携わったことはあるけど今回参加してその大変さをしみじみと感じましたとおっしゃっていました。私もそう思います。やぱっりみんなの勝利です。愛媛FCのサポーターの皆様、おめでとうございました。