ゲームスピードが上がった キリンカップ2003

日本-パラグアイ戦、結果はどうであれ日本代表のゲームスピードが上がったことは間違いない。遠藤選手のダイレクトパスがリズムを作ったことは間違いないが、もっと個人の技術面で欧州組の格の違いが感じられた。

中田英、中村、高原に共通して言えるのはインステップ(足の甲)のコントロールが多いことだ。特に中村俊輔は軸足から遠く離れたところでインステップやアウトサイドでのコントロールを多用していた。

このコントロールは覚えればボールキープが楽になる。彼等は欧州の厳しい環境の中で身についたのだろう。コントロールの仕方により余裕が生まれている。

小さな技術の差が大きな能力の差となる。
私はこのインステップコントロールこそ世界との差だと感じています。いかがでしょうか?