2015.8.9 日体大FIELDS横浜戦@保土ヶ谷
8月8日、愛媛FCのトップチームはアウェイ・大分銀行ドームにて大分トリニータと対戦。結果はコーナーキックから河原選手のヘディングゴールで挙げた1点を守り切って0-1で勝利。
これで、愛媛は札幌戦で6戦勝ちなしという梅雨のような状態が明けてから、3連勝を果たしました。順位は9位のままですが、プレーオフ圏内6位のツエーゲン金沢までは勝ち点差1のところまで迫りました。得失点差-2でこの勝ち点を稼いでこの順位にいるということは、接戦をしっかりものにする、とても勝負強い戦いをしているということになるかと思います。ここから1位大宮、3位東京Vと上位との対決が続きます。ここが試金石です!次はホームに首位を独走する大宮アルディージャを迎えます。ぜひ多くの観衆で後押ししましょう!
さて、今回は昨日9日に行われた、愛媛FCレディースの試合、日体大FIELDS横浜戦についてお伝えします。
まず、前回の試合でなでしこリーグ2部はちょうど2回り目の対戦が終了。この試合から3回り目ということで今シーズンの最終戦が行われていくことになります。そこで18節終了時点での順位を確認しておくと
1位 AC長野 勝ち点52
2位 ノジマ 勝ち点40
3位 日体大 勝ち点35
4位 愛媛 勝ち点28
9位 福岡AN 勝ち点10
10位 JSCL 勝ち点5
長野の17勝1分(唯一の引き分けを演じたのが9位の福岡というのも面白いですが)という独走状態は続いてます。また、チャレンジリーグへの降格がかかる9位福岡とは勝ち点18差なのでよっぽどのことがない限り巻き込まれることはないかと思います。愛媛の現実的な目標は1部9位との入れ替え戦に回る2位争いになるかと思います。今回は愛媛のすぐ上にいる日体大との対決ということで今シーズンの順位ということを考えると重要な試合でした。
日体大FIELDS横浜さんとは、7月4日にも対戦していてその時には0-2で勝利(その時の記事はコチラ)。約1か月ぶりの再戦です。また、一般的になでしこリーグ2部は8月1,2日の18節を終了した時点で1か月ほど休みが入って19節は9月5,6日に行われる日程が組まれているのですが、第23節の試合が中断前に設定されました。なので、愛媛FCレディースにとっては、中断期間前最後の試合ということでした。(中断期間は国体予選などがあります)
今回の試合会場となった保土ヶ谷公園サッカー場。屋根のついたメインスタンドだけではなくて、土手スタンドと呼ばれる80席の席がありまして、愛媛サポーターはそちらに陣取りました。その最前列からは1mくらいの塀の5m先くらいにはサイドラインがある。横浜のニッパツ三ツ沢競技場や柏の日立柏サッカー場など客席とピッチとの近さを売りにしているスタジアムはいくつかありますが、その中でも最強の近さでした。本当に選手に触れることが出来そうな距離感でサッカーを見ることができました。
ちなみに、今回の対戦相手の日体大についていろいろ調べてみたんですが、まず監督をされている矢野晴之介氏。この方は現在、名古屋グランパスでFW登録ながらサイドバックで活躍されている矢野貴章選手のお兄様だそうです。あと、なでしこリーグに登録されている選手28人を見てみると、世代別(U-〇〇というやつですね)の日本代表経験者もしくは日本代表候補者が9名います。さすが名門だなぁ、と思います。あまり遠くない未来のなでしこジャパンに名を連ねている選手がこの中にいるかもしれませんね…。
日体大の先制点が入ったのが後半7分。先制点を機に流れが日体大に行ってそのまま帰ってこないうちに追加点が入って試合が終わった、という印象でした。愛媛FCレディースの選手たちは懸命なプレーを見せてはいましたが、阿久根選手を含め何人かけが人が出ているという事情も含めて、日体大の地力の高さを見た気がしました。
試合終了後は愛媛FCレディースの選手だけでなく、日体大の選手もあいさつに来てくださいました。
この日は土手スタンドには約20名の愛媛サポーターに集まっていただきました。暑い中、本当にありがとうございました。コールリーダーの渡辺さんも言っていましたが、サポーターの数が多いのと声援がしっかり届くということもあって、関東の遠征を楽しみにされている選手の方もいらっしゃるそうです。関東の皆さんの暖かいサポートが選手の原動力になっていると思います。
今シーズンの愛媛FCレディースの関東遠征は9月5日、相模原ギオンスタジアムでのノジマステラ神奈川相模原戦を残すのみとなりました。愛媛サポートクラブでは、直前になりましたら記事でご案内します。ぜひスタジアムにて「愛媛」の後押しをしていただけたら、と思います。