四国8の字ネットワーク フォーラム参加

四国8の字ネットワーク

元日本テレビアナウンサーの福留さんの講演から、四国4県の知事によるパネルディスカッションまで非常に興味深い内容だった。特に国土交通省から示されたその概要は説得力があり過ぎた。

キーワードは安全。首都圏の道路と違い、四国東南部と私の実家のある西南部は南海地震が起こると道路が断絶され孤立してしまう可能性が高いという。この8の字ネットワークは今1本の幹線道路がないこの地域にもう一本高規格の道路を作って四国のXの高速道路網を8の字にしようというものだ。

テレビで報道されている道路問題でこれは無理だろうと行ってみたがその必要性を感じさせられた。第1次産業の競争力が妨げられている話や2泊3日の旅行をするとほとんどバスに乗っている行程になってしまうことなど、確かに不利な面も多い。

文化・スポーツ面においても県庁所在地にまで誘致できるがそこに来るのに県内の方でさえ1泊しなければならないという話は切実です。この話の中で徳島県知事が加戸愛媛県知事に愛媛FCのJ2入りにより四国ダービーが実現するとエールを送ってくれたのは正直嬉しかったです。

道路公団が株式会社になり、いろいろなことが言われていますが確かに道路行政は止めてはならないと思います。渋滞が多いから道を造るということではありません。道がなくて生活に支障があるというならば整備の対象にしなければならないと思います。考え方が少し変わった一日でした。