今日の理事会でも難色・・・

愛媛が大きく動いています。署名の協力を頼んでいますが、みんな快く引き受けてくれます。私は東京にいるので愛媛でどんな報道がされているのか分かりませんが(本日これまでの新聞記事は私が知らないだろうと古くからのサポーターの方がテキストで送って下さいました。ありがとうございました。)、この逆風を大きな力にしようという雰囲気がいろんな方の電話口から伝わってきます。

さて、Jの理事会。やはり椅子の席が足りないということと、最低限のことしかクリアしようとしていないという姿勢を指摘されたようです。冷静に考えるとJの指摘は当たり前のことだと思いますし、J側を責めるのは愛媛の身勝手なようにも写ります。我々の甘さを指摘されたわけですから、もう一度やれる以上のことをやらないとと思っています。さらに今回、知事の発言通りスタジアムが個別席になったとしても、松山に陸上競技場が他にないということも問題になるのかもしれません。というのはJ開催日に陸上大会等が重なった時のことがクリアできてない。陸上競技というのはどこでも出来るという訳ではない。施設がしっかりしていてはじめて世界統一の規格で勝負ができるのです。陸上競技場で年間を戦うということになってしまうと陸上を行う場所がなくなってしまうのです。これではサッカーだけのことしか考えていないということになってしまう。この大きな流れの中でサッカー専用球場の道筋だけでも欲しいと思うのは私だけではないでしょう。話が大きくなりすぎてしまうのでこれくらいにしておきますが、坊ちゃんスタジアム周辺(まだ行ったことはありません)にサッカー専用スタジアムができて一大スポーツパークとなるというのも県民にとっての大きな財産になるような気がします。
今回の署名活動、私も発起人の一人として名を連ねています。私は今では県外の人間ですが、外にいるからこそこのチームがJに入って戦うことの必要性を強く感じます。南宇和郡出身の私はこのチームがなければ他の愛媛の出身者と今のように週末会って話をすることも無かったと思います。まったく縁もゆかりもないところでその土地に馴染んでいってしまうだけなんだと思います。愛媛FCのお陰で松山にも行くようになりました。愛媛にも帰るようになりました。このご縁で出会った方々の出身地の観光スポットにも行っても見ようと思うようになりました。今、愛媛に対して大きな興味があります。坂の上の雲も読みました。坊ちゃんも読み直しました。愛媛の事を自慢するために勉強もしました。愛媛FCがJに上がるメリットはサッカー界だけにあるのではありません。愛媛県全体が大きな注目を浴びるのです。愛媛に大きな風が起ころうとしています。かつて感じたことの無い県民全体の一体感が生まれるかもしれません。大きな大きなチャンスです。署名活動頑張りましょう。

追伸
 友近選手が話す愛媛のディズニーランドは、「そこに行くと楽しいことがある、知っている人がいる」こういうことだと感じています。今回栃木から秋田まで来てくださった県外の一ファンさん、福島から来て夜遅くまで一緒に飲んだUさん、今回の秋田では人数が少なかった事もありいろいろな人とたくさん話が出来ました。きっと次は試合を観るだけでなく、私たちと言葉を交わすことも楽しみのひとつになると思います。今回の1件を通じて24日、愛媛県陸上競技場に集まったら隣の人、近くの人に声をかけてみて下さい。そして帰り際には「次の試合でまた会いましょう」強制ではありません。やっぱり、来て、観て、帰るじゃ楽しさは半分です。