4-3-3-5-4.クロスへの合わせ方2
相手DF(センターバック)が意識を2方に向けなければならないからだ。
直接マークしているFWとボールを持っているセンターバックだ。
これを常に頭を入れておけば分かりやすいはず。
つまり、マークする相手を気にすればサイドアタッカーが持っているボールへの意識は薄くなる。サイドアタッカーを気にすればマークする相手への意識は薄くなってしまう。ここが重要!!
どうすれば良いかというと・・・、
マークする相手に対してボールを見ながら自分を見られないような工夫をすること。単純にはボールより遠いサイドに少し動けば相手はボールと同時にマークが見えなくなる。これを見ようとしてDFがポジショニングを動かせばここが狙い目となる。
マークを外すのはこれの繰り返し。相手に意識を集中させないこと。見えなくさせること。そして動きすぎないこと。
ただし、ゴール前をマンマークではなくゾーンで見てくるチームもある。狙い目はDFとDFのちょうど中間。ニアサイドのDFにくっついておいてクロスの上がる直前に中間地点に動く。もちろんサイドアタッカーもベッカムのようなクロスをピンポイントで送る必要がある。
サイドアタッカーとストライカーの動き出しのタイミング、ボールの精度、まさに点で合わせるサッカーにおける芸術作品。
点を取りたいという気配を隠すことこれが点を取る最大の要件。
点を取りたい、点を取りたいという気持ちが出ていればDFは力ずくで止めにきます。