【西日本大豪雨支援活動】愛媛県宇和島市吉田町立間地区の活動拠点の整備
愛媛県宇和島市で活動する吉田町救援隊の槇野さんにより立間地区の活動拠点が整備されました。
発災からまもなく3ヶ月、宇和島市にもたくさんのボランティア団体が来てくれて活動してくれています。
OPEN JAPANさん http://openjapan.net/
災害NGO結さん http://ngoyui.com/
バルビーさん http://bulby.net/2018/07/13/ehime0713/
ユナイテッドアースさん https://united-earth.jp/
また、牛鬼会議という情報共有会議も行われているそうで
■情報共有会議呼びかけ人
:愛媛県社会福祉協議会
:特定非営利活動法人えひめ311
:特定非営利活動法人えひめリソースセンターほか県内NPO等
:特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
:特定非営利活動法人ジャパンプラットフォーム(JPF)
:くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)
:災害ボランティア活動支援プロジェクト会議(支援P)
■協 力
:愛媛県
もっともっとたくさんの方々が来られているんだと思います。
本当に感謝申し上げます。
こういう国内有数のボランティア団体が来てくれてもきっと隙間はできる、それを埋めようと活動する地元の団体を支援したいという想いが私にはありました。
そんな中、目に飛び込んできたのが、Facebookのこの書き込みでした。
さっそく連絡を取り、翌週現地に行き状況を確認、関東愛媛県人会災害ボランティア部の岡本代表にも来てもらい、みかん畑復興の支援をしていくところまできちんとこの地域に関わって行こうと確認し、宇和島市吉田町立間地区に注力していくことを決めました。
この場所に人に来てもらうために、まずは社会福祉協議会災害ボランティアセンターとの連携、ボランティア活動保険の適用範囲を確認、これはTeamSAKUBOが社協の協力団体だったこともあり問題ないことが分かりました。
次に交通手段、立間駅があり、当時はJRはまだ不通でしたが、松山-宇和島間の路線バスの停留所もあるのでアクセスはそれほど不便ではありませんでした(駅やバス停から作業場所までは徒歩30分以上ありますが、ここは送迎可能でした)。ただし、トイレや着替え、宿泊、洗濯の場所は近くにはなく、この辺りを整備していくことが長く支援を続けていく上で必要であり、何とかできないものか相談していました。
8月末に宇和島を再訪した際に吉田町救援隊の槇野さんにお会いし、物件があり、整備を進めているという話を聞きました。その拠点の床下の泥出し、床貼り他様々な整備が終わり、使用できることとなったそうです。
大雨警報等が発令されると避難指示も出る地域ではありますが、宇和島市に確認したところ使用するのは問題ないと回答を得ています。携帯電話がdocomo以外つながりづらい、インターネット環境がないなどまだまだ整備は必要ですが拠点として私達も拠点として活用させて頂けることとなりました。
長靴や着替えも置いておけば、飛行機(LCC)で松山空港にきて、松山からJRまたはバス、立間駅からは自転車(これから準備)というルートでレンタカーを借りずとも来れる環境になると思います。これまで立間駅の物陰で着替えをしたとかありましたが、シャワーをあびて帰ることも可能になりました。洗濯機(二層式)もありますので汚れた作業着も洗って帰ることもできます。ぜひご活用いただければと思います。
これから本格的に圃場の復旧作業に入ります。まだまだ人手が必要です。気軽に来れる場所の整備も行っております。気候も落ち着きました。また足を運んでいただきたく思います。
拠点でありますMステーションについては吉田町救援隊のFacebookページでご確認ください。
https://www.facebook.com/%E5%90%89%E7%94%B0%E7%94%BA%E6%95%91%E6%8F%B4%E9%9A%8A-2483950048285454/
地元の方々は私達の無理なお願いにも対応してくれています。ボランティアは自己責任、自己完結が原則、こういう拠点整備は批判もあるかもしれませんが、機材をおいたり活動に幅が広がっています。この拠点整備の中心を担っている槇野さんや兵頭さん、佐久保さんは吉田町出身ではありませんが、しっかり現地の方々の要望も確認しながら活動されています。彼女達だからできた拠点です。
槇野さんと兵頭さん
愛媛みかん発祥の地・宇和島市吉田町から① | いまできること – 平成30年7月 豪雨 http://imadekirukoto.jp/organization/ehime_001/
先週もこうやって家財を搬出し、床下に潜っています。こんな作業も必要なんですが、もっと必要なのはその補助なんです。彼女たちはこういう作業のプロではありません。何とかしたという想いで約3ヶ月毎日現地に足を運んでいます。少しでもいいので手を貸してあげてください。お願いします。