20210206ズーパーの百年構想について 第6回オンライン勉強会(ゲスト:友近聡朗さん)

2021 年 2 月 11 日

第6回の参加者は56名でした。今回もたくさんの方にご参加いただきありがとうございました。友近さんは、ある意味約15年ぶりに我々サポーターの前で話してくれたといっても過言ではないと思います。友近さんのことをご存知という方は参加者の内の1/3、新しい方が着実に入ってきてくれているということなのか、積み重ねができていないということなのか、とても考えさせられました。

約110分の時間でしたが、内容濃かったです。時間が長いのではというご意見もあるのですが、時間の経過を感じませんでしたという感想もあって、特に最後のスタジアムの話はスポーツの枠を超えた「生活」ということを我々ももっと興味をもっていかないといけないと思いました。

感想も頂いているので紹介しながら振り返ります。

「Jリーグ参入時の主将」と聞くと、スポーツマンのど真ん中を行くような方かと思っていましたが、スポーツ界以外の視点や経験も非常に豊かで、社会に生きる人間としての懐の深さを感じる、有意義な会でした。

Jリーグ昇格時を振り返るということで、Jリーグ100年構想やディズニーランドの話から始めていきました。今、FC今治の岡田代表がおっしゃっていることを15年前にすでに言葉にし、メッセージを出していたのは、ドイツという未来から来たんだという表現がぴったりだと思いました。今でも十分時代の先を見据えた話を15年前にされていたことを再確認することができました。それを具現化しているFC今治はもっとすごいことであることをこちらも再認識することができました。15年前に選手個人でブログを書いて、クラブ以上の情報発信をされていたということは今考えても驚愕です。ホントに未来人なんじゃないですかね。

お恥ずかしながら、友近さんって存じ上げていませんでした。

スポーツ基本法の制定に関わったりとスゴイ方ですね。

私の個人的な興味でスポーツ基本法にも触れて頂きました。友近さんのエッセンスが詰まっている法律を私は思っているのですが、ご本人は議員立法した中の1人ですということだけに留まりましたが、この法律が制定したことはそれまでの競技スポーツの流れを大きく変えたと思っています。こちらのリンクなども読んでいただけると理解が深まると思います。

https://www.mlit.go.jp/common/000184537.pdf

友近さんのことは詳しくは存じ上げませんでしたが、中からではなくこういうお立場での広め方(昔から今に至るまで)あるのですね!

これだけ地域に根差したスポーツということで持論をお持ちの方も少ないと思います。

特に友近さんの”FC(フットボールクラブ)の枠にとどまっていてはスケールが限定される”という内容のお話が強く残っており、愛媛FCの存在意義を自分の中でも改めて深く考えてみようというきっかけとなりました。

FCと名乗るからサッカーに限定されるというような発想は面白かったですね。地域づくりのツールとして考えるということで広がりが一気に大きくなります。

好きな人vs嫌いな人、という話を聞いておもいましたが、嫌いな人というのは難しいでしょうけれども、例えば南宇和サッカー部OB(でなくてもよいのですが見つかりやすそうなところで)のようなサポーターになってもおかしくない層の方の中で、現在愛媛FCを全く/ほとんど応援していない方に出ていただいて、ダメ出ししていただけるならば面白いかな、と思いました。

今日の勉強会は愛媛FCに興味がある人が50人集まっているけれども、逆に、嫌いない人・興味がない人を50人集めて議論してみては?という発想がさらっと出るのは、こういうことをいつも考えているからですよね。南宇和高校サッカー部のOBは声出しサポーターにいないだけで、お手伝いされている方はたくさんいらっしゃいますので、もっと違う何かを考えてみたいと思います。

松山市市街地内のスタジアム建設の話や建設へ向けての構想など、どのようにすれば実現できるか聞いてみたいです。

最後、スタジアムの話は別次元でした。こういうことを考えないと市街地スタジアムは実現しないのかと、私たちの議論の方向性が間違っていることに気づかされました。

他のさまざまな質問にも丁寧に数字を使いながら具体的にお答えいただき、視点が変わりました。またお話して頂きたいですね。今回のご感想頂けると嬉しいです。

====================ここから案内

 前回は36名の方にご参加頂いたオンライン勉強会ですが、次回のゲストは「ズーパー」友近聡朗さんです。私の勉強会にはスペシャルすぎるゲストです。「原点回帰」の今季、友近さんの話を聞けるのは楽しみでしかありません。

「愛媛にJリーグが出来ればそこがディズニーランドになる!」この言葉は心躍らされました。今から15年前、地方創生などが言われ始めた時に彼から発せられたメッセージは時代の先取だったと思います。あの時どんなことを思いながら言葉にしていったのか聞いてみたいと思います。

友近さんにこんな話を聞いてみたいという質問を受け付けます。

初めての方のお申込み及び質問がある方、以下のフォームからお願いいたします。

日時:2021年2月6日(土)18:00~19:00(30分のアディショナルタイムあるかも?)

 Zoomによるオンラインミーティング。お申込みいただいた方に、当日のミーティングルームアドレスをお送りします。

※本勉強会は定期ミーティングとして開催しております。1/16回より以前にお申込みい頂いた方は新規のアドレスが必要です。今回(2/6)初めてお申込み頂ける方は、お申し込み後にお送りするミーティングルームアドレスを今後もご利用ください。以後、どの会も同じミーティングルームアドレスから参加可能です。

※ルームアドレスの送付は前日を予定しております。返信が遅くなる場合もありますので予めご了承ください。

今回は2021年2月6日(土)18時からです。

14時のえひめサッカーフェスティバル開催時からミーティングルームはオープンし、フレンドリーマッチを見ながら雑談、試合後は友近さんの過去映像を見ながら18時を迎えたいと思います。